操縦士、「着陸に強い不安あった」 アシアナ航空機事故
事故原因の究明作業の焦点は現在、自動操縦装置などへの過度の依存や基本的な手動操縦の技量不足の有無となっている。また、機体の出力を制御する自動推進装置の操作に対する操縦士の理解の程度なども調査の重点項目となっている。
自動推進装置については事故機の一部乗員は作動していたと証言した。しかし、NTSBは同装置は動いていなかったため、高度を通常より速く失い、より速い減速を強いられたとみている。
事故機のパイロットはボーイング747型機の操縦は経験が豊富だったが、777型機は操縦習熟の訓練中だったとされる。