中国成長率、7.7% 政府目標上回る
香港(CNNMoney) 中国の国家統計局が20日発表した2013年の国内総生産(GDP)伸び率は前年比7.7%と、政府目標の7.5%を上回ったことが分かった。
同年第4四半期のGDP伸び率も前年同期比7.7%で、専門家の予想した7.6%を上回る数字となった。
中国のGDP伸び率は11年の9.3%から、12年には7.7%まで大幅に下がっていた。14年はさらに7.4%まで減速することが予想される。
中国経済は長年の高度成長から安定成長への切り替えを迫られている。昨年は財政政策から家族計画制度まで、幅広い分野の改革が発表された。専門家らによれば、こうした改革を実行に移す方法や順番が、経済への影響を左右するとみられる。
CNNMoneyが調べた専門家の意見によれば、中国経済は引き続き、信用拡大や地方債務をはじめとした複数の脅威に直面する見通しだ。