FRB、量的緩和の縮小を継続

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1月で退任するバーナンキFRB議長

1月で退任するバーナンキFRB議長

ニューヨーク(CNNMoney) 米連邦準備制度理事会(FRB)は29日に開いた会合で、債券買い入れ規模を減らし、量的緩和の縮小を継続する方針を決めた。

2月の債券買い入れ額は、1月より100億ドル減らして650億ドル(約6兆6000億円)とする。

FRBは2012年9月以来、毎月850億ドルの債券買い入れを続けていたが、今年1月から縮小に踏み切っていた。

縮小の継続は全会一致で決定。12月に開かれた前回会合以降の統計から、経済活動が「上向いた」と述べ、景気の先行きに楽観的な見通しを示した。

トルコやブラジル、インド、インドネシア、南アフリカといった新興国の通貨急落については触れなかった。

1月で任期が切れるベン・バーナンキ議長にとっては今回が最後の会合だった。3月に開かれる次回会合からは、後任のジャネット・イエレン氏が取り仕切る。

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