仏紙シャルリー、25日に次号発売
(CNNMoney) パリのオフィスが襲撃されて多数の犠牲者を出したフランスの風刺週刊紙「シャルリー・エブド」の次号が2月25日に発売される。
同紙のスタッフ、ローラン・レジェール氏は短文投稿サイトのツイッターに「もう少しの辛抱を。シャルリー・エブドは2月25日に登場します」と書き込んだ。
一方、発行人は同紙の計画についてほとんど明らかにしていない。
シャルリー・エブドは1月7日にオフィスが襲撃され、12人が死亡した。残るスタッフはリベラシオン紙などの助けを借りて、同月14日に特別号を発行。この号はフランス全土で売り切れとなり、需要に応えて数百万部が増刷された。
1月28日からは通常通り週ごとの発行に戻るといううわさもあったが、スタッフなどの回復などを待って再開予定がずれ込んでいた。
編集責任者のジェラール・ビアール氏は1月の時点で、まだ入院中のスタッフもいると述べ、「襲撃の現場にいながら負傷を免れたスタッフもいる。なぜ無傷のまま逃れられたのか、それぞれが理解しようと努めている」と話していた。