コカ・コーラの缶からロゴが消えた?
コーヒーチェーンのスターバックスは、来店客に人種問題を一緒に考えようと呼び掛けるキャンペーンを行ったが、ソーシャルメディア上で批判が集まるなど賛否両論の反応があった。
ビューティーケアブランドのダヴは2013年、女性の自尊感情を高めることを目的とした動画を公開。法医学の専門家が、女性が自分自身に抱くイメージと他の人が同じ女性に抱くイメージのそれぞれを基に肖像画を作成。自分のイメージより周囲が感じる姿の方が美しいことを示して大きな話題となった。スポーツブランドのナイキも、「あなたのすごいところを見つけよう」と銘打ったCMで人々を勇気づけた。
長い目で見て、一時的なキャンペーンにどれだけ効果があるかは議論の分かれるところだ。だが大手ブランドには幅広い影響力があり、社会問題に新たな関心を集めることはできる。