NY原油が一時30ドル割れ、12年ぶり安値水準
ニューヨーク(CNNMoney) 12日のニューヨーク商業取引所は、国際指標となる「米国産WTI原油」の先物価格が一時、1バレル=30ドルの大台を割り込み、2003年12月以来約12年ぶりの安値水準となった。終値は前日比3%減の1バレル=30・44ドルだった。
原油価格は年初来19%下落している。2014年6月に同108ドルをつけたピーク時からは72%減と大きく値を下げている。
原油価格の下落には、石油輸出国機構(OPEC)内の足並みの乱れや、中国経済の減速、米国産原油の増産などが影響を与えていると見られている。