デルタ航空、3日ぶり復旧 欠航約2000便に

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デルタ航空便が世界中で遅延や欠航が相次いだ

デルタ航空便が世界中で遅延や欠航が相次いだ

ニューヨーク(CNNMoney) 米デルタ航空は11日、システム障害によって発生した便の欠航や遅れがほぼ解消され、3日ぶりに平常通りの運航を再開したと発表した。この間に欠航となった便は約2000便に上った。

デルタ航空によると、11日の欠航便は米東部時間午後0時半の時点で悪天候などに見舞われた25便にとどまっており、それ以上の欠航は予想されていないという。

前日10日は同時刻までに270を超す便が欠航となっていた。

停電を原因とするシステム障害は8日に発生。世界各地で便の運航ができなくなり、空港に足止めされる乗客が相次いだ。

システムが復旧した後も技術的なトラブルが続き、完全復旧には約2日かかったという。この混乱の影響で乗務地にたどり着けない乗員も続出し、さらに問題が長引いた。

しかし11日になってようやく、同社のデイブ・ホルツ副社長が復旧を宣言。全便の85%が予定時刻の15分以内に出発できていると説明した。

今回のトラブルで11日までの間に欠航になったり1時間半以上の遅れが出たりした便の乗客は、運賃の払い戻しを受けるか、21日までの便に変更するかを選択できる。それ以降の便に変更する場合は差額を徴収されるが、200ドルの手数料は免除になる。

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