ハイヤー運転免許に「英語試験」、ウーバーが反発 英
同社はさらに、所属中の運転手はハイヤー運転免許を獲得する前に厳しい審査を受けていると指摘。運転免許を少なくとも3年間保持し、身辺調査や地理の習熟試験に合格しているとした。この試験の中には語学の理解度なども含まれているとしている。
交通行政当局が想定するB1試験は、運転手が再三遭遇する事態での自己表現能力や異例な事態に陥った時の一般的な説明能力などの審査を盛り込んでいる。テストの水準は英語が母国語の9~11歳の言語能力に見合うものにするという。
試験では2時間の読解と記述の課題の他、より短時間での会話や聴取能力が試される。英会話と聴取能力の検定のみとなっている英国籍の申請審査よりは厳しい内容となっている。ロンドンの交通行政当局は個人資格のハイヤー運転免許の取得に必要な英語テストについて、ロンドン名物の車体が真っ黒なタクシー「ブラックキャブ」の運転手資格を得る場合はより厳しい水準になっているとも説明した。