日本のGDP、4~6月期は年率0.2%増
(CNNMoney) 内閣府が15日に発表した2016年4~6月期の国内総生産(GDP)は前期と比べて年率換算で0・2%増だった。
日本政府は、デフレからの脱却や経済成長の引き上げに向けてここ数年、大規模な財政支出を行っている。しかし、思うような結果は得られていない。
年初来、米ドルに対して18%超値を上げている円高も日本の経済界に逆風となっている。4~6月期は輸出が落ち込んだほか、設備投資も減少した。
日本銀行は資産の買い入れやマイナス金利政策の導入で日本経済を活性化させようとしている。しかし、一部の専門家からは、取りうる金融政策の限界に近付きつつあるのではないかとの見方も出ている。