持ち主に付いてくる自走スーツケース、米企業が出資者募集
同氏によると、ショッピングモールや歩道での実験もうまくいき、空港や駅の人込みの中でもぶつかる心配はないという。
試作品は赤外線センサーで物体を感知して衝突を避ける。来年には完成品を出荷できる見通しで、その時点ではカメラやレーダーを使ったセンサーになる予定だという。
ただし衝突回避の仕組みはまだ未完成で、実際の空港などでの機能実証はこれからだ。
これまでに調達できた資金は、目標とする10万ドル(約1000万円)の3%にとどまる。十分な資金が集まらなかった場合は従来のやり方で投資家から出資を募り、予定通り来年夏には出荷したい意向だ。
スマートフォンから約4.5メートル以上離れると警報が鳴る仕組みも実装しているが、盗難が防止できるかどうかはまだ疑問が残る。