インド、1.2兆円規模の戦闘機発注を打診 国内生産が条件

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ロッキード・マーチンはF16戦闘機の生産をインドに集中させる案も提示

ロッキード・マーチンはF16戦闘機の生産をインドに集中させる案も提示

ニューデリー(CNNMoney) インド政府が新たな戦闘機の発注に向け、世界の各主要メーカーに120億ドル(約1兆2500億円)規模の契約を持ち掛けている。条件は「国内企業との共同生産」だ。

軍事情報会社IHSジェーンズのアナリスト、ベン・ムーアズ氏によると、インドが検討しているのは、1機につき6500万~8000万ドルの軍用機を150機購入する計画。ただし同国ではモディ首相が推進する「メイク・イン・インディア」政策の下、戦闘機の生産工程をほぼ全て国内に置くことが義務付けられている。

インドが先月、仏ダッソー・アビアシオンから戦闘機36機を購入することで合意した契約でも、国内生産の条項をめぐって交渉が難航。当初126機とされた発注規模が、最終合意では大幅に縮小された。

新たな提案に対しては、すでに米ロッキード・マーチンやスウェーデンのサーブが名乗りをあげている。

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