アメリカン航空、新制服で健康被害か 客室乗務員が回収要求

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アラスカ航空は2011年に採用して健康被害の苦情が出た制服を14年までに回収した

アラスカ航空は2011年に採用して健康被害の苦情が出た制服を14年までに回収した

新しい制服は9月に従業員7万人に配られた。健康被害の原因を巡っては会社側と組合側の見解が異なる。これまでに600人がウールの入っていない制服を注文し、200人は古い制服を着用。関係者によると、組合では素材ではなく製法に問題があるとの見方を強めているという。

問題の制服を製造したツイン・ヒルは、過去にも客室乗務員の苦情の的になったことがある。アラスカ航空は2011年、新しい客室乗務員の制服にツイン・ヒルを採用したところ、今回と同じような訴えが相次いだことから14年までにツイン・ヒル製の制服を回収した。

12年にはアラスカ航空の客室乗務員が、「ディスパースオレンジ37/76」という物質のためにアレルギー反応が起きたとしてツイン・ヒルを提訴した。しかし今年10月、ツイン・ヒル側の主張を認め、乗務員の訴えを退ける判決が言い渡されている。

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