米ユナイテッド、安全に懸念の旅客機を運用

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米ユナイテッドが修理を施した機体について、必要な点検を行わずに再運航させていた

米ユナイテッドが修理を施した機体について、必要な点検を行わずに再運航させていた

ニューヨーク(CNNMoney) 米連邦航空局(FAA)は1日までに、米大手ユナイテッド航空が滞空性能の安全性が確認されていない機材を運用していた疑いがあるとして罰金43万5000ドル(約4829万円)を科す措置を求めた。

問題の機材は米ボーイング社製の747型旅客機で、同社は2014年、燃料ポンプの圧力スイッチを交換したが修理に必要な点検をせずに再び運航させたとしている。FAAによると、国内外の計23便に使い、FAAが問題点を指摘した後も2便に就航させた可能性があるという。

これに対しユナイテッドの報道担当者は問題点が判明後、必要な措置を直ちに講じたと主張。問題発生の経緯についてはFAAと密接に協力して調べているとも述べた。

ユナイテッド航空は今年これまで、メディアが糾弾する不祥事やトラブルが目立ち、4月には座席譲渡を拒否した乗客の強制排除問題が発生。その後も輸送したウサギが死ぬ騒ぎなども起きていた。

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