顔認識で搭乗手続き、米ジェットブルーが初の試験導入

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ジェットブルーが顔認識による搭乗手続きを試験導入する

ジェットブルーが顔認識による搭乗手続きを試験導入する

ニューヨーク(CNNMoney) 航空業界が搭乗手続きの簡略化を図る中、米格安航空会社のジェットブルーは6月から、搭乗券の代わりに顔面スキャンで搭乗手続きが済ませられるシステムを、米ボストンからカリブ海のアルバへ向かう便で試験的に導入する。

顔認識を使ったチェックインでは、乗客がカメラをのぞくと顔の画像がスキャンされ、税関のデータベースに記録されたパスポート写真と照合する(それでもパスポートは携帯しなければならない)。画像が一致して搭乗を許可されると、カメラの上の画面に表示して乗客に知らせる。

ジェットブルーはこの技術で、空の旅を専門とするハイテク企業のSITAと提携している。SITAが手がける製品の中には、空港内を自律的に巡回して、必要とされる場面を検知できるロボット型チェックイン端末もある。

搭乗手続きに顔認識技術を利用する航空会社はジェットブルーが初めてだという。写真にアクセスできるのはSITAのみ。写真の保存はしないと同社は説明している。

米国ではデルタ航空も、顔面スキャン技術を使って荷物預けの手続きができる端末4台を、ミネソタ州のミネアポリス・セントポール国際空港で試験的に導入する計画を明らかにしていた。

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