中国で2000店追加、今後5年で 米マクドナルド
香港(CNNMoney) 米ファストフード大手「マクドナルド」は10日までに、中国で今後5年間、2000店の新たな系列店を開設する事業計画を明らかにした。既存の店舗を加え、中国で展開する店は4500店に達する。
米マクドナルドのスティーブ・イースターブルック最高経営責任者(CEO)によると、中国は同社にとって米国以外では最大市場に成長する見通し。中国における新規開店計画は同CEOが手掛ける事業見直しの一環とされている。米マクドナルドの売上高は増えており、米国での人気が戻っていることを示している。
同社と中国側のビジネス提携企業は、新規開店を進めることで今後5年間の売上高は毎年2桁台の成長率を示すと期待している。市場開拓の努力は特に小規模都市に注入するとしている。
米マクドナルドは今年、中国での事業権益の大半を地元市場により通じているとの理由でビジネス提携企業に売却していた。ただ、米マクドナルドは中国での事業権益の2割は保持している。