在職中に波風を立てず、そつなく職探しをするコツ
推薦状は賢く選ぶ
求人の応募に推薦状が必要な場合、一気に書き上げてはいけない、とジョセフ氏は警告する。
もしマネジャーとの関係が良好であれば、自分の仕事に関する野心や野望についてマネジャーと語り合ういい機会かもしれない。
「今の会社に自分が求める(仕事の)機会がない場合、マネジャーと健全な話し合いをすることにより、何を探すべきかが明確になるかもしれない」とジョセフ氏は言う。
しかし、マネジャーとうまく行っていない場合(これは求職者らが一般に抱えている問題)、ジョセフ氏は、自分よりも上の立場の同僚に頼むよう勧める。
職探しをしていることが職場にばれないよう、信頼できる人に頼むのが理想だ。
職場の空気を読む
逆に職探しに関する気まずい会話にも同じことが言える、とバー氏は言う。上司から問い詰められても、職探しをしていることを隠そうとする場合、その上司との関係を考慮する必要がある。
職探しをしていないとうそを付くと、有害な結果を招く恐れがあるケースもある。
「会社は転職活動や、面接を受けていることを知った上で、誠意ある対応をするか否かを見極めようとしているかもしれない。この対応が、職探しの行方を左右する可能性もある。今の会社が転職先の企業や関係者を知っている場合はなおさらだ」(バー氏)
しかし、上司に職探しを妨害される恐れがあると感じたら、職探しをしていることを正直に話さない方がいいだろう。