在職中に波風を立てず、そつなく職探しをするコツ
ニューヨーク(CNNMoney) 在職中に何らかの理由で職探しをする羽目になる人は多いが、この転職活動を自分に有利なようにうまく行うことは可能だと人事の専門家らは言う。
今回は専門家が教える、うまく転職するコツをいくつか紹介する。
手遅れになる前に行動する
キャリアの次のステップを探し始める最適な時期は、探そうと思い立った時ではない、と語るのは、ナショナルホッケーリーグ(NHL)、バッファロー・セイバーズの人事担当副社長クリスティー・ジョセフ氏だ。ジョセフ氏は、たとえ現職に満足していても、普段から自分のいる業界の関係者と連絡を取っておくことを推奨する。
自分のいる業界のプロたちと日ごろから連絡を取っておくと、いざ仕事に不満を感じた時に転職がしやすくなる。
「事前にコネがあれば、転職ははるかに容易になる」(ジョセフ氏)
勤務中や職場での転職活動は避ける
仕事の休憩時間に履歴書の作成や求人検索を行う前によく考えた方がいい、と語るのは、バー・コンサルティングの人事コンサルタント、マシュー・バー氏だ。
バー氏は、転職活動の電話は昼休みに受けるようにし、就職の面接は休日に行くよう勧める。会社の電子メールでリクルーターと連絡を取り合ったり、会社の電話で電話面接を受けたりすると後で後悔することになる。
「職場で時間や資源を浪費していると、会社から解雇され全てを失いかねない」(バー氏)