米テスラ、新型「ロードスター」とトラックを発表
ニューヨーク(CNNMoney) 米電気自動車(EV)メーカー「テスラ」は19日までに、新しい電気スポーツカー「ロードスター」と電気セミトラックの生産計画を発表した。
ロードスターは1.9秒で時速60マイル(約97キロ)に達し、一般販売型の車では最高の加速性能と誇示。最高時速は250マイルを超え、1回の充電での走行可能距離は620マイル(約998キロ)。
2012年に生産停止となった初代のロードスターとは異なる4人乗りとなっている。販売価格は20万ドル(約2240万円)で、予約金として5万ドルが必要。
同社のイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)によると、セミトラックは空のトレーラーを接続して走行した場合、5秒で時速60マイルに達する。通常の大型トラックでは有り得ない加速性能としている。
荷物を満杯にした場合は20秒で60マイルに到達。ディーゼルエンジン型トラックよりはるかに速いとした。貨物を限度まで積み、高速道路での速度での走行可能距離は最長で500マイル。
マスク氏は、大半のトラック走行路線の倍以上の水準とし、充電を必要とせずに往復走行が可能としている。
走行距離が300マイル型のトラックも提供する予定。