大韓航空の趙亮鎬会長、米LAで死去 70歳

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大韓航空の趙亮鎬会長が死去した/Chung Sung-Jun/Getty Images

大韓航空の趙亮鎬会長が死去した/Chung Sung-Jun/Getty Images

香港(CNN) 韓国の大韓航空は8日、趙亮鎬(チョヤンホ)会長が米ロサンゼルスで死去したと明らかにした。70歳だった。死因は明らかにしていない。

趙氏は1999年、父親から大韓航空の会長と最高経営責任者(CEO)の職務を受け継いだ。翌年に航空連合の「スカイチーム」の立ち上げに参加。大韓航空が国際市場へ進出する第一歩となった。趙氏は、大韓航空を傘下におく財閥「韓進グループ」のトップでもあった。

趙氏の名はここ数年、自身や一族の不祥事とともに報じられることが多かった。

趙氏は横領や背信の罪で起訴されたが、起訴内容については否定していた。

2014年には娘の趙顕娥(チョヒョナ)氏が、機内でのナッツの出し方が悪かったとして大韓航空の乗務員に激怒して搭乗機を引き返させた「ナッツリターン事件」を引き起こしていた。昨年は、別の娘が会合の出席者に飲み物を投げつけたとして、非難を浴びていた。

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