英BA、カイロ便を一時運航停止 テロ脅威の高まり受け
ロンドン(CNN) 英航空大手のブリティッシュ・エアウェイズは20日、エジプトの首都カイロへの運航便を7日間にわたって停止すると発表した。
航空テロの脅威が高まっているとしてカイロへの旅行に注意を促した英国外務省の渡航情報を受けたもの。同航空は情勢のさらなる分析のための予防措置とも述べた。
カイロへの就航便についてはドイツ大手のルフトハンザ航空も20日に欠航を発表。ただ、その後に21日の再開予定を明らかにしていた。20日の運航停止に踏み切った理由は不明。
一方、米国務省は19日、エジプトへの渡航警告の内容を更新し、主要な都市圏を含め同国内のどこでもテロ攻撃が起きる恐れがあると注意を呼びかけた。テロ組織や現政権に反対する強硬な政治勢力による脅威にも言及した。