米失業率、月内に「23%の可能性も」 ホワイトハウス経済顧問

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米ホワイトハウスの経済顧問を務めるケビン・ハセット氏/CNN

米ホワイトハウスの経済顧問を務めるケビン・ハセット氏/CNN

ニューヨーク(CNN Business) ホワイトハウスの経済顧問を務めるケビン・ハセット氏はCNNの取材に対し、米国の失業率が5月末までに22%から23%に達する可能性があるとの見通しを示した。

米国の4月の失業率は14.7%と過去最悪の水準となっている。ハセット氏は6月にさらに失業率が上昇し、その後、下降に転じるとの見通しも示した。

ハセット氏は、議会とトランプ大統領が景気刺激策の第4弾で「割合早く」合意するのではないかと語った。

ハセット氏は、政界や米連邦準備制度理事会(FRB)の素早い対応があったとし、多くの失業者や一時解雇された労働者について、以前の予想よりも早期に職場に復帰すると考えていると述べた。

米国の株式市場は3月半ばから、値を戻しつつある。しかし、専門家の多くはV字回復の実現には懐疑的だ。米企業の収益予測は落ち込み続けており、来年どのくらいの収益が戻るのか不透明となっている。

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