アジア系不在の「五輪バービー」に批判集中 米マテル
五輪はアジアの代表的な都市、東京で開催された。追加競技の空手は沖縄発祥だが、空手着姿の選手は白人のバービーだ。SNSでは、マテルが偶然か意図的かにかかわらず、アジア系を無視したことに失望感を示す書き込みが目立った。
ミシガン州マコーム郡の郡政委員を務めるアジアの少数民族、モン族出身の女性はツイッター上で、自分の娘たちにバービー人形は買わないと宣言した。
東京五輪の米代表団ではアジア太平洋諸島系の選手らもメダルを獲得して注目を集めた。体操女子ではモン族系のスニーサ・リー選手が、アジア系で初の個人総合優勝を果たした。