イーロン・マスク氏、2度目のコロナ感染 症状はほとんどなし
ニューヨーク(CNN Business) 米テスラやスペースXの最高経営責任者(CEO)を務めるイーロン・マスク氏が28日、再び新型コロナウイルスに感染したらしいと明らかにした。
マスク氏は同日、「またかかったらしい(ため息)、だがほとんど症状はない」とツイートした。
マスク氏はワクチン接種が始まる前の2020年11月にも陽性と判定され、宇宙飛行士4人を乗せたスペースXのロケットが国際宇宙ステーションに向けて打ち上げられた際は隔離状態にあった。
新型コロナをめぐっては、この疾患が発見された当初から公衆衛生政策に対して多くの疑問を突き付けていた。ワクチン接種については義務付けるべきではないとの見解を示しながらも、昨年4月に「ワクチン全般、特にコロナワクチンは支持している。科学は疑う余地がない」とツイートしていた。
昨年12月に米誌タイムの「今年の人」に選ばれた際は、自身も家族もワクチンを接種したと語った。
28日のツイートでは、現在出回っている変異株も引き続きCovid―19とみなすべきなのかどうかをめぐって疑問を投げかけた。19の数字は、最初に発見されたのが19年だったことに由来する。
「何回遺伝子が変異すれば、もはやCovid―19ではなくなるのか」とマスク氏はツイートしている。