米1~3月期GDP、1.6%増 予想大幅に下回る伸び

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米商務省は国内の1~3月期のGDPが前年同期比1.6%増と発表した/Justin Sullivan/Getty Images

米商務省は国内の1~3月期のGDPが前年同期比1.6%増と発表した/Justin Sullivan/Getty Images

ワシントン(CNN) 米商務省が25日に発表した2024年1~3月期の国内総生産(GDP)は前年同期比で1.6%増加した。

昨年10~12月期の3.4%増から大幅な鈍化。調査会社ファクトセットによればエコノミストらが予測した2.2%も下回った。これらは季節調整やインフレを考慮に入れた数字。

経済成長のペースは過去1年間で着実に低下している。これは金利引き下げに適した兆候と言えるが、連邦準備制度理事会(FRB)は利下げを急ぐつもりはないと明言している。

今回のGDPの成長ペースは、経済が縮小に転じた22年4~6月期以来で最弱。輸入の大幅な拡大が要因とみられる。前四半期に2.2%だった輸入品への支出は7.2%に跳ね上がった。

また民間部門の在庫投資の減少、政府支出の著しい低下も成長ペースを圧迫した。

GDPの大部分を占める消費者支出も縮小したが、それでもプラス成長を維持する要因にはなった。需要の度合いを示す主要な指標である民間最終消費は、1~3月期も依然として力強く、前四半期からの減少はわずかだった。

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