グーグル系の自動運転タクシー、ウーバーの配車アプリで手配可能に 米オースティン

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ウェイモの自動運転の電気自動車=2024年5月15日、米カリフォルニア州ロサンゼルス/Patrick T. Fallon/AFP/Getty Images/File

ウェイモの自動運転の電気自動車=2024年5月15日、米カリフォルニア州ロサンゼルス/Patrick T. Fallon/AFP/Getty Images/File

(CNN) 米ウーバーとグーグル親会社アルファベット傘下のウェイモが手を組んで、米テキサス州オースティンで4日から、自動運転タクシーサービスを開始した。オースティン市内の約100平方キロメートルの範囲でドライバーのいない自動運転タクシーを利用できる。オースティンは競合する米テスラの本社があるおひざ元でもある。

ウェイモの自動運転タクシーは、ウーバーの配車アプリを通じて追加料金なしで予約できる。乗車できるのは4人まで。自動運転車を希望するかどうかは事前に選択できる。

ウーバーは過去にも自動運転市場への参入を試みていたが、今回ほどの規模には至らなかった。2023年にはアリゾナ州フェニックスで自動運転配車サービスを試験的に立ち上げている。

今回サービスを開始したオースティンと、年内に開始予定のアトランタでは、向こう数年で数百台規模に拡大する予定。アトランタでは既にウーバーの従業員が自動運転車を利用している。

一方、オースティンに本社のあるテスラは、カリフォルニア州での配車サービス展開に向けて認可を求める手続きを開始している。オースティンは新技術の試行に積極的で、テスラをはじめ、スタートアップや新しい企業にとっての魅力が大きい。

ウェイモのタクシーはウーバーのアプリから予約できる。料金の上乗せはなく、当然ながら運転手に払うチップも不要。利用者は口コミなどを投稿できる。

もしも安全問題が発生した場合、ウーバーのアプリでボタンをタッチすれば、24時間態勢で人によるサポートが受けられる。事故などが起きた場合は車両のセンサーでも感知される。

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