モンゴルから恐竜化石を密輸、有罪認める 米フロリダ出身の男

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写真提供:HERITAGE AUCTIONS

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ニューヨーク(CNNMoney) 恐竜の化石を不法に米国へ持ち込んだとして米連邦地裁に起訴されたフロリダ州出身の男が、27日までに有罪を認めた。禁錮17年、罰金75万ドル(約6450万円)の刑を言い渡される可能性がある。

起訴されているのはエリック・プロコピ被告(38)。2010年から今年にかけ、7000万年前に生息したとされるティラノサウルス・バタール3点、サウロロフス、オビラプトル各1点などの化石をモンゴルなどから密輸し、米国内で販売した罪に問われている。

税関をすり抜けるため、虚偽の申告をしたとされる。恐竜化石を国外へ持ち出すことを禁じたモンゴルの法律にも違反したとみられる。

検察は「化石の密輸は歴史の一片を盗むことに等しい」と述べた。化石は元の国へ返還される。

量刑の言い渡しは13年4月25日に予定されている。

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