米国人好みの「罪」トップ3、「やるべきことを先送りする」
(CNN) 現代のアメリカ人はどのような誘惑と戦っているのか。
今回の調査では、性行為や麻薬は誘惑ランキングの上位に入っておらず、人々が誘惑と戦う場も現実世界からデジタル世界へとシフトしているという興味深い結果が出た。
米国のキリスト教系調査会社バルナグループが最近、「誘惑とアメリカ好みの罪」と題した世論調査を実施した。この調査では、白人、黒人、ラテン系の代表サンプル1029人を対象にネット上でインタビューを行った。
調査の結果、大半の米国人が誘惑に負けて犯してしまう罪のトップ3は、「やるべきことを先送りする」「食べ過ぎる」「メディアに時間を使い過ぎる」の3つだった。
同調査では、全回答者の60%が心配しすぎたり、物事を先送りしたりしてしまうと回答し、55%がつい食べ過ぎてしまうと回答した。また怠けたり、さぼったりしたくなると答えた人は全体の41%だった。
一方、性行為や麻薬は誘惑ランキングの上位に入っておらず、薬物使用の誘惑にかられると答えた人は全体の11%に過ぎず、また性的に不適切な関係の誘惑にかられると答えた人もわずか9%だった。