キリン処分の動物園に殺人予告、是非巡る論議白熱
コペンハーゲン動物園によると、マリウスの処分にはライフル銃を使い、好物のライ麦パンを食べようと首を伸ばしたところを撃ったという。
ホルスト氏は10日、解体の様子を公開した理由について、「自然界をディズニーワールドに仕立ててはならない」という思いがあったと説明、関心を持ってくれる人に「現実」を見せたかったと話した。
解体を見学した観客の中には子どももいたが、ほとんどの場合は親ではなく子どもの方が積極的に親を連れて来ていたという。
ディッキー氏によると、コペンハーゲン動物園では殺処分した動物全てを解剖し、死骸の一部は研究用に、残りは肉食動物の餌にしている。
「彼らには、解剖がどのように行われ、動物園の獣医の仕事とはどんなものかを一般に知らせるべきだという強い信念がある」と同氏は解説する。