きりん座流星群接近 週末は北の空に注目
(CNN) 米国で23日夜から24日にかけて、これまで観測されていない新しい流星群「きりん座流星群」が見られそうだ。東部標準時間24日午前2時から4時にかけて1時間に200~1000個の流星が見られるとの予測もある。
米航空宇宙局(NASA)によると、この流星群を観察するのに最適な地域は北米だという。流星群は北米が夜の間に現れ、北米から観察しやすい位置から「降り注ぐ」ためだ。
NASA流星環境室(MEO)のビル・クック室長は「この流星群は、北極星近くのきりん座付近から降り注ぐと予想している」と述べた。
また、この流星群は壮観なライトショーであるだけでなく、珍しい宇宙事象でもある。CNNの気象学者シーン・モリスによると、「新しい流星群は頻繁に現れるものではなく、今の世代で新しい流星群が現れるのは今回が初めて」だという。
米国内で流星群の観察に最適な場所は、ミシシッピ川の東かカリフォルニア州だが、NASAは見られない人のために、アラバマ州ハンツビル上空のライブ映像を公開している。