新たに惑星8個確認、生命存在の可能性ある圏内
ただ同チームによれば、これらはまだ「有望な候補」にすぎず、生命が本当に存在できるという確証はない。
米航空宇宙局(NASA)で昨年開かれた地球外生命探査についての会合では、NASAが2009年に打ち上げた「ケプラー宇宙望遠鏡」による観測の成果などに基づき、「もうひとつの地球が発見される日は、技術面からみてすぐそこまで近づいている」との見解が発表された。ケプラー宇宙望遠鏡は惑星が恒星の手前を横切る際、恒星が暗く見える現象を検出することによって、地球に似た惑星を探している。
しかし、今回確認されたような惑星を実際に見ることができるのは何世代か先の望遠鏡になると、チームのメンバーは指摘する。人類がそこまで到達する日は、さらに遠い未来の話だ。同メンバーは、「まず火星に行くことから始めなければ」と語った。