米カリフォルニア州に野生のオオカミ復活、6頭を確認
(CNN) 米カリフォルニア州の魚類野生生物局は22日までに、州内で父親と子どものオオカミ計6頭の生息を写真で確認したと発表した。
父親のオオカミについては今年5、7両月に撮影に成功。その後、カメラを増やして観察を続けたところ、生後数カ月とみられる子ども5頭の存在も判明した。
同局の責任者は「オオカミがいずれ州内に戻ることは予想していた。その時期が来たようだ」と喜んでいる。
同州の「ウルフ・センター」によると、州内にはかつて灰色オオカミがいたが、過去約100年の間、生息が確認されていなかった。1900年代初期に政府資金で進められた根絶対策の結果だった。