道路わきに座り込むナマケモノ、交通局員が保護 エクアドル
(CNN) 南米エクアドル東部のロスリオス州で、自動車の往来する道路わきにナマケモノが現れ、地元の交通局員に保護される出来事があった。ガードレールにしがみつく珍しい姿がソーシャルメディア上に公開されると、世界中のユーザーからアクセスが殺到した。
エクアドル交通局は22日、路上で発見したナマケモノの画像を局のフェイスブックに公開した。画像に写るナマケモノは、世界で最も動きの遅い生き物であるにもかかわらず、車道を横断したがっているようにも見える。
CNN系列局KTLAもフェイスブック上に画像を投稿したところ、80万を超える数の「いいね」が寄せられた。ナマケモノは局員の1人が保護した。
交通局がその後フェイスブックで報告したところによると、ナマケモノは獣医による検査を受けた。局では、本来の生息地に戻せるだけの良好な状態にあると判断しているという。