緑に囲まれて暮らす女性は長生き、疾患リスクも低下 米調査
(CNN) 女性は緑豊かな環境で暮らした方が長生きでき、慢性疾患のリスクも低下する――。米ハーバード大学公衆衛生校などの研究チームが全米の女性を対象に実施した調査でそんな傾向が判明した。
研究チームは慢性疾患のリスク要因調査に参加した全米の女性10万8000人を対象に、2000年から08年にかけ、自宅周辺の緑の多さと死亡リスクとの関係を調べた。
その結果、最も緑の多い環境に暮らす女性は、最も緑が少ない環境に暮らす女性に比べて死亡率が12%低いことが分かった。緑の量は衛星写真を使って判断した。
男性の場合も調べれば同じような結果が出ると研究チームは推定する。