旅客機のタイヤが四角に 「見たことない」と専門家も驚き
英民間航空局の広報は英紙デイリー・メールに対し、「珍しい現象だ。こんなものは見たことがない」とコメント。航空機についての著書があるパトリック・スミス氏も「写真は本物のようだが、どうしたらこんなことが起きるのか分からない」と首をひねっている。
王立航空協会のクマール・マイソール氏は、パンクしたタイヤ上で機体の重量を分散させる仕組みのために、このような形になったのではないかと推測している。
ブリティッシュ・エアウェイズの広報は同機について、22個のタイヤのうち1つがパンクした状態で6日に正常に着陸したと説明。「A380のような大型商用機は、タイヤがパンクした状態で着陸しても安全性に全く問題はない」と強調した。
パンクしたタイヤはすぐに空気を入れ、同機は通常通りに運航しているという。