旅客機のタイヤが四角に 「見たことない」と専門家も驚き
(CNN) 英ロンドンのヒースロー空港に着陸したブリティッシュ・エアウェイのエアバスA380型旅客機で、タイヤの1つが真四角に変形しているのが見つかった。専門家からも「見たことがない現象」と驚きの声があがっている。
同機は5月5日に香港を発った時点では、22個の丸いタイヤが付いていた。ところがヒースロー空港に着陸した時にはそのうちの1個が四角く変形していたらしい。
四角いタイヤの写真は航空ニュースサイトのアビエーション・ヘラルドが入手して掲載した。同サイトによれば、同機は離陸後間もなくタイヤの空気の異常を知らせる警報が出て、そのまま飛行を続けたものの、着陸後にゲートまでたどり着けなかった場合に備えて牽引(けんいん)車を待機させるようヒースロー空港に要請していたという。
13時間後、同機はヒースロー空港に無事着陸し、自力でゲートまでたどり着いた。その時点で、右側の車輪の上部と底辺の空気が抜けて、四角くなっているのが見つかった。