JAXA小型ロケット、打ち上げに失敗 2段目の点火中止
(CNN) 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の世界最小クラスのロケットが15日、打ち上げを行ったが失敗した。
全長約9.5メートルのロケットは15日午前8時30分ごろ、内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられた。高さ約35センチ、重さ3キロの小型の人工衛星を搭載していた。
JAXAによれば、打ち上げ後、通信システムに不具合が発生。これを受けて、2段目の点火を中止した。ロケットは海上に落下した。
JAXAによれば、今回のプロジェクトには複数の日本企業も参加していた。当局も、将来的にテスト結果を他の民間団体とも共有したいと考えていたという。