テスラのSUVがギネス記録、130トンの旅客機を牽引

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テスラのSUVが130トンの旅客機を牽引でギネス記録=カンタス航空

テスラのSUVが130トンの旅客機を牽引でギネス記録=カンタス航空

ニューヨーク(CNNMoney) 米電気自動車メーカー、テスラのスポーツ用多目的車(SUV)「モデルX」が約130トンのボーイング787―9型機「ドリームライナー」を約300メートル牽引(けんいん)し、ギネス記録に認定されたことが17日までにわかった。テスラが当時の様子を撮影した動画を公開した。

牽引はオーストラリアのメルボルン空港で行われた。ドリームライナーは豪カンタス航空の保有機。ギネス・ワールド・レコーズによれば、電気自動車の量産された乗用車による牽引としては最も重いものを引いたという。

今回使われたドリームライナーは、タンクに少量の燃料が残っていたが、乗客はおらず、貨物も載っていなかった。

カンタスによれば、同社は通常時も、もっと短い距離ではあるが電動の飛行機牽引車をオーストラリアの2カ所の空港で利用しているという。今回の挑戦は、カンタスが進めるサステナビリティー(持続可能性)への取り組みについて目を向けてほしいとの狙いがありそうだ。

環境問題に取り組んでいる非営利団体ICCTは先ごろ、カンタスの太平洋横断便について、同業他社よりも大気を汚染していると指摘していた。

カンタスは、燃料を大量に消費する747型機の退役や、燃費の良い787型機への切り替えなどの取り組みを進めているとしている。

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