米国立公園の大気汚染レベル、大都市と変わらず 学術誌論文
1999年に公布された環境規制などの効果で上記の超過日数自体は減少傾向にあるものの、大都市圏と比較すると国立公園での改善は緩やかなものにとどまっているのが現状だ。
今回の研究では、国立公園を訪れる機会のうち35%がオゾン濃度の高い日に重なっているとも指摘している。ルディック氏は、国立公園に行かないようにするのではなく、訪れるタイミングを検討するのが重要だとの考えを示した。
国立公園局は国内の48の国立公園について、園内の大気の質に関する情報をリアルタイムで公開している。