ワニが噛んだのはポリ袋、フロリダの保護区が「ごみ捨てないで」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
米フロリダ州の保護区でワニがポリ袋をかんでいる姿が撮影された。保護区では、ごみを捨てないよう呼び掛けている/Joe Raedle/Getty Images

米フロリダ州の保護区でワニがポリ袋をかんでいる姿が撮影された。保護区では、ごみを捨てないよう呼び掛けている/Joe Raedle/Getty Images

(CNN) プラスチックごみの被害はクジラやイルカだけでなく、ワニにも及んでいた。米フロリダ州のセントマークス国立野生生物保護区で最近、ポリ袋を食べようとするワニの姿が目撃され、職員らが来訪者に「ごみを捨てないで」と呼び掛けた。

保護区を訪れたコリーン・サムウェルさんは、落ちていた袋にワニがゆっくりと近付き、かみ始める様子を撮影した。別のビデオには、口からロープのような物を垂らして歩くワニが映っている。

サムウェルさんはフェイスブックにビデオを投稿し、「使い捨てプラスチックの使用やポイ捨てはやめて」と書き込んだ。

投稿によると、サムウェルさんはこの後、保護区内でペットボトル5本前後とビールの缶10本、たばこの吸い殻、手袋、ロープなどを拾ったという。

保護区は来訪者に向けて「野生生物の保護に協力を。ワニが苦しんだり、ロープを引きずったりしていないかどうか、注意して見てほしい」と訴えている。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「環境問題」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]