ワニが噛んだのはポリ袋、フロリダの保護区が「ごみ捨てないで」
(CNN) プラスチックごみの被害はクジラやイルカだけでなく、ワニにも及んでいた。米フロリダ州のセントマークス国立野生生物保護区で最近、ポリ袋を食べようとするワニの姿が目撃され、職員らが来訪者に「ごみを捨てないで」と呼び掛けた。
保護区を訪れたコリーン・サムウェルさんは、落ちていた袋にワニがゆっくりと近付き、かみ始める様子を撮影した。別のビデオには、口からロープのような物を垂らして歩くワニが映っている。
サムウェルさんはフェイスブックにビデオを投稿し、「使い捨てプラスチックの使用やポイ捨てはやめて」と書き込んだ。
投稿によると、サムウェルさんはこの後、保護区内でペットボトル5本前後とビールの缶10本、たばこの吸い殻、手袋、ロープなどを拾ったという。
保護区は来訪者に向けて「野生生物の保護に協力を。ワニが苦しんだり、ロープを引きずったりしていないかどうか、注意して見てほしい」と訴えている。