壁にはちみつがしたたり落ちる、屋根裏にハチの巣 米
(CNN) 米東部ペンシルベニア州で築100年の家屋に住む夫婦このほど、大雨の後、壁にはちみつがしたたり落ちているのを発見した。いつの間にか屋根裏にハチが巣を作っていたためだった。
アンドレア・イザベルさんと夫のジャスティンさんは同州パーカシーにある築100年の家屋で5年間生活している。古い家屋で生活する際の普通の修理以外、大きな問題はなかったという。
アンドレアさんによれば、今月10日に大雨が降ったため、壁についた筋は水による被害だと考えた。翌日、詳しく見てみると、液体ははちみつだったことが判明した。
ハチの羽音などは聞いたことがなかったが、ベッドルームの窓から外を眺めると天井部分にハチが出入りしているのを発見した。
はちみつは屋根裏から2階を通り、メーンフロアを抜けて、地下にまで達したという。
屋根裏からしたたり落ちたはちみつは地下まで到達した/Courtesy Andrea Isabell
建築業者で養蜂家でもあるアラン・ラッタンツィさんの試算によれば、巣には2万から3万匹のハチが住んでいた。ラッタンツィさんは「水が巣の中に入り、はちみつを洗い出し、水気が増したため、壁に流れ落ちたのだろう」と述べた。