「ファーストドッグ」に初の保護施設出身の犬メジャー、仮想就任式で祝福
(CNN) 米国のジョー・バイデン次期大統領の就任を前に、バイデン氏の愛犬「メジャー」の仮想就任イベントが、保護施設の主催で開かれる。
ジャーマンシェパードのメジャーは、バイデン夫妻が2018年にデラウェア州の保護団体DHAから引き取った保護犬。保護施設出身犬初のホワイトハウス入居を記念して、DHAとパンプキンペット保険が仮想就任式のイベントを企画した。
このイベントは、バイデン次期大統領が就任する3日前の今月17日、NBCの番組司会者ジル・マーティン氏の司会で開かれる。10ドル(約1040円)以上の寄付をすればビデオ会議システムのズーム経由で開かれるイベントに参加でき、収益金は全額がDHAに寄付される。
保護施設出身の犬がホワイトハウスに入居するのは初めてだが、保護犬は初めてではない。リンドン・B・ジョンソン大統領時代の雑種犬「ユキ」は、テキサス州のガソリンスタンドに捨てられて、大統領の娘のルーシーさんが保護した子犬だった。ビル・クリントン大統領一家の愛猫「ソックス」も保護猫だった。
ホワイトハウスにはメジャーのほかに、バイデン夫妻が飼っているもう1匹のジャーマンシェパード「チャンプ」も入居する。