新車の接触事故から始まった一日、2億円の当選で終える 米男性
(CNN) アンソニー・ダウさんにとって、その日がラッキーな日になるとは思わなかった。新車を2頭のシカにぶつけてしまう事故から一日は始まった。
数時間後、米ノースカロライナ州のこの男性は自分のメガミリオンズの宝くじ券を確認し、200万ドル(約2億900万円)が当たったことに気付いた。
宝くじ関係者によると、ダウさんは23日、2021年型「Kia K5」に乗り仕事に向かう途中でシカに衝突。「いらいらして、家に帰りベッドに潜り込んで寝た」ものの、その後目を覚まし宝くじを確認したところ、5つの白いボール全ての番号が当たっていることに気付いた。当選がわかった瞬間は「ワオ!」と叫びたい気持ちで、信じられなかったという。
当選確率は1260万分の1で、賞金額は100万ドル。さらに賞金額が増えるオプションの「メガプライヤー」で、金額は2倍の200万ドルに膨らんだ。
ダウさんは声明で、「父や母のところに見せに行ったら、みんな喜んでくれた」と述べた。
ダウさんは25日に賞金を受け取った。金額は州税や連邦税の源泉徴収後の140万ドル。ダウさんはこのお金を両親の家の修理やめいの車代、自分の貯金に充てる。自分の新車の修理代もこれで払う予定だという。
メガミリオンズは22日に10億ドルが当たるジャックポット(1等)が出た。当選券はミシガン州ノビの店で販売された。