太陽系最大の惑星と最小の惑星、空に並ぶ
(CNN) 太陽系最大の惑星である木星と最小の惑星である水星が米国時間5日朝に空に並んで見える。
米航空宇宙局(NASA)によると、水平線のすぐ上で接近した様子が見えるという。
アリゾナ大学スチュワード天文台の天文学助手トーマス・ビーティ―氏によると、天文用語でコンジャンクション(合)と呼ばれるこの現象は、2つの天体が接近して見える状況を指す。ただ、実際の2つの天体の距離は遠く離れている。
同氏は、遊園地のメリーゴーラウンドで、回転しながらいくつかの木馬が重なって見えるのと同じ状況だと説明する。
ただ、天文サイト「アーススカイ」によると、地球の角度が原因で北半球では見えにくく、南半球の方がはるかに見えやすいという。