海中に消えるUFO、海軍撮影の動画が新たに流出 米
(CNN) 米国でこのほど、海軍艦船から海上上空に浮かぶ未確認飛行物体(UFO)を捉えたものとみられる動画が新たに流出した。国防総省はUFOのことを「未確認航空現象(UAP)」と呼んでいる。
この動画はUFO愛好家で映像作家のジェレミー・コーベル氏が最初に公開した。
映像内のUFOはその後、水しぶきを上げて海中に消えた。「方位と距離を記録しろ」という軍要員の声も聞こえる。
国防総省はUAPを捉えた一連の映像や写真について、「進行中の調査」の対象になっていることを明らかにした。
米国では2020年、国防総省がUAPへの理解を深めるための特別作業班を結成。また複数の情報機関は6月、UAPに関する調査結果を機密解除して議会に通知する予定だ。
海軍は19年、「ここ数年、無許可や未確認の航空機が軍の管制圏および指定空域に入ったという報告が多数寄せられている」と明らかにしていた。
これまで、カリフォルニア州沖で撮影された04年の動画や、大西洋沖で飛行していたF18の操縦士が捉えた05年の動画などが公開されている。