「英雄ネズミ」が引退、地雷除去で活躍 カンボジア
マガワは平均的なペットのネズミよりも大きいが、地雷の上を歩いても地雷を爆発させるほどの体重はない。APOPOはこうした利点からマガワなどのネズミに対して、地雷に使われる化学物質のにおいを検知し、調教師に知らせるよう訓練している。
APOPOは、マガワのおかげで、地元社会は命や肉体を失うことを恐れることなく、生活し、働き、遊び、そして教育を受けることができるとその活動をたたえた。
APOPOは59カ国で活動を行っている。2020年に地雷などを除去した土地はカンボジアだけで430万平方メートルにのぼるという。