ホットドッグ注文の客、170万円のチップ 米飲食店
(CNN) いつもと変わらないある土曜の午後のことだった。米ニューハンプシャー州のレストランに1人の男性客が来店し、屋外のバーに座ってホットドッグやビールを注文した。
男性が注文したのはホットドッグ2個とポテト、コーラ、ビール、テキーラなど。男性は飲食代37ドル(約4000円)を支払って立ち去った。1万6000ドル(約177万円)のチップを残して。
同店のオーナー、マイク・ザレラさんによると、男性はバーテンダーの女性に「1カ所で全部使ってしまわないように」と冗談交じりにくぎを刺したという。
男性に言葉をかけられて初めてチップの金額を見たバーテンダーは、衝撃を受けた様子だったとザレラさんは振り返る。「みんなが彼のところへ集まってお礼を言っていた。みんな大喜びだった」
匿名希望のこの男性が高額チップを置いて行ったのは今月12日。ザレラさんは、実際にこの支払いが承認されたことを確認してから、21日にフェイスブックで公表した。