宇宙ステーションで煙感知、警報作動 それでも翌日に船外活動
(CNN) 国際宇宙ステーション(ISS)に滞在するロシア人宇宙飛行士2人が9日、この1週間足らずで2度目となる船外活動を行い、新モジュール「ナウカ」の設置作業を続けた。
ロシアの宇宙飛行士オレグ・ノビツキーさんとピョートル・ドゥブロフさんの船外活動は、米東部時間の9日午前10時51分から午後6時16分まで、7時間25分にわたって行われた。
この前日の8日午後10時ごろ、ISSには警報が鳴り響いていた。1分間続いた警報は、ロシアのモジュール「ズベズダ」の煙がセンサーで探知されたことを受けて作動した。ISSの米国の区画でも煙が感知され、プラスチックが焦げる臭いがした。
米航空宇宙局(NASA)によると、乗員がすぐにエアフィルターを交換し、煙の痕跡は消えた。しかし煙の発生源は特定されていない。