「極めて希少な」ゾウギンザメの赤ちゃん発見 NZの海底
今回の発見に携わった魚類学者のブリット・フィヌッチ氏は「このゾウギンザメは孵化したばかりだと分かる。卵黄で腹部がパンパンになっているから」と説明した。
また深海で見つかるゾウギンザメは成体がほとんどで、生まれたばかりの稚魚については知見が極めて少ないと付け加えた。
発見されたゾウギンザメの正確な種類は現時点で不明。フィヌッチ氏は今後複数の検査や遺伝子の分析が必要になると語った。
同氏によると他のギンザメ目の場合、幼体が食べるえさや生息場所の条件は成体のものと異なる。見た目も同じではなく、独特の体色パターンを持つという。