シマウマのおなら、不機嫌なペンギン 楽しい野生生物写真の最終候補決まる
(CNN) 仲間を冷たくあしらうペンギン、びっくり顔のサル、おならをするシマウマ――。今年の「コメディー野生動物写真賞」で最終選考に残った40作品が発表された。
空飛ぶスーパーマンのように見えるリスや、木に登ろうとして失敗したライオンの子どもなどの写真もある。同賞には世界中から作品が寄せられた。
同賞は2015年に写真家のポール・ジェイソンヒックスさんとトム・サラムさんが共同で創設した。その狙いは「野生生物の明るくユーモラスな側面に照準を合わせながら、野生生物の保護促進に重要な役割を果たすコンペの創設」にあったと説明する。
「世界であまりに多くの物事が進行する中で、私たちは誰もが楽しさや笑いを緩衝材にできる。今年の入賞作品はまさにそれを届けてくれた」(サラムさん)
同賞は毎年、保護団体を支援しており、今年は南半球の保護活動を支援する英国の慈善団体と連携している。
最も楽しい写真を選ぶ選考には一般も参加でき、公式サイト(www.comedywildlifephoto.com)で11月27日まで投票を受け付ける。最優秀作品は12月8日に発表予定。
2021年のコンペでは、痛い格好でワイヤーにまたがってしまったサルをとらえたケン・ジェンセンさんの作品が優勝した。