今月2度目の「スーパームーン」観測へ、土星は月に最接近

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今年初めてのスーパームーンは7月に観測された/Isaiah J. Downing/USA Today Sports/Reuters

今年初めてのスーパームーンは7月に観測された/Isaiah J. Downing/USA Today Sports/Reuters

(CNN) 米国で30日から31日にかけ、今月2度目の「スーパームーン」が観測される。土星が月に最接近し、1年で最も明るく見える現象も観測される見通しだ。

米航空宇宙局(NASA)によると、満月がピークを迎えるのは米東部標準時の30日午後9時36分だが、31日朝まで見えるという。

午後8時42分ごろには、月の右上へ約5度離れた位置に明るい土星が出現する。NASAによると、夜の間、土星は月の周りを時計回りするように見える見通し。天体情報サイトのアーススカイによると、最接近する際には見かけ上の距離が満月4個分ほどに狭まるという。

満月は今月2度目で、アーススカイによると、どちらもスーパームーンとみなすことができる。スーパームーンの定義は揺れがあるが、一般的には通常より地球に近い満月を指す。今回の月は地球からの距離が35万7344キロとなり、平均距離よりも約2万8968キロ接近する。

NASAによると、「めったにない」「ごくまれな」を意味する「once in a blue moon」という表現にあるように、1カ月で2度目の満月は「ブルームーン」とも呼ばれる。ただ、実際に青い色を帯びるわけではない。

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